紫外線のその先、これから考えるべきは「近赤外線」!

紫外線はできるだけ避けるべき、というのはもはや常識。毎年のように「最新のUVブロック」が発表されていますが、2016年は紫外線のさらにその先を考えたいところです。

 

紫外線よりも肌に影響を与える?「近赤外線」

ご存知のとおり、私たちが浴びる紫外線には、目に見える日ヤケを起こす紫外線B波(UV-B)と、UV-Bより肌の奥に届いて影響を与えてしまう紫外線A波(UV-A)の2種類があります。すでに私たちは、UV-Bを防ぐ目安となるSPF値が高く、またUV-Aを防ぐ目安、PA値の「+」がひとつでも多いものを選択する、ということができます。とはいえ、太陽光についての研究が進んだいま、両方の紫外線を防げばよい、という時代ではなくなりました。

ポーラの研究施設B.Aリサーチセンターが出した答えは、これからは「近赤外線」が大きなポイントになるということ。太陽光の約30%を占める近赤外線は、UV-Aのなんと4.8倍も多く降り注いでいます。UV-Aよりも波長が長いため、3倍以上の割合で肌に入り込み、コラーゲンやエラスチンに影響を与えてしまうこともわかりました。

 

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時間をかけてじわじわと肌の奥まで入り込む!?

近赤外線に気をつけるべき理由はこれだけではありません。UV-Aは浴びた1日後の肌への影響は大きいのですが、3日後には1/3に減少します。それに比べて近赤外線は、徐々に肌への影響が増加し、3日後には約2倍になることもわかりました。

つまり、近赤外線は、そのUV-Aよりも量が多く、高い割合で肌の奥に到達し、時間をかけて肌に影響を与えるというわけです。近赤外線を無防備に浴び続けることのリスクは、想像以上に大きいといえそうです。

美白とエイジングケアを追求するなら、紫外線カット成分と近赤外線カット成分を配合したアイテムを毎日きちんと使う、これにつきます。SPFとPA、そして近赤外線。日ヤケ止めを選ぶキーワードが3つに増えたこと、覚えておきましょう。

 

※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。
※エイジングケア:年齢に応じたお手入れ。